今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

すかっとする映画

 7月になってしまいましたな。夏本番といえば夏が始まりましょうが、今は忙しい仕事になってしまったのでヴァカンスの予定を立てている心理的余裕がなく、はてさて、いかがいたしましょうかと気が重いわけでもあります。

 そんな気が重くないわけでもない最近、すかっとする映画を見ましたよ。

 「ローラーガールズ・ダイアリー」という映画。

 2009年の映画で、かの女優ドリュー・バリモアの初監督作品という触れ込みでありましたが・・・なるほどぉ、彼女らしさが現れているなぁと随所に感じられる作り。ドリュー・バリモアさんは、例えば、チャーリーズ・エンジェルにも出ていて荒っぽいエンジェルを演じていましたが、その感じが非常に出ていてよい。

 また、主演の女の子は、映画「JUNO」で主演をした女優エレン・ペイジさんであり・・・そのキュートさが満開であるといえばそう。その点も魅力であろう。

 ローラーゲームというちょっとアングラチックなゲームに青春をかけていくといいう脱線ストーリーであるが、いい子ちゃんが王道をいって幸せになりますみたいなシンデレラストーリーは、この世知辛い世の中であまり慰めにもならない。

 その意味では、この映画は非常にすかっとしたし。脱線しながら、そこで大団円というわけでもなくというのがリアルでよい。

 B級はB級だし、それは否めないところだが、好きだよこういう映画。