消費増税直前である。
ティッシュペーパーや洗剤はあと一つずつくらいはストックしておこうかと買いに行ったが、なんだかすごかった。
ティッシュペーパーが山積みされている店内を見て、そう思ったのだ。ティッシュペーパーなりトイレットペーパーなりをそんなに買い込んだとて、どうなのだろうか。
ある種の狂乱的状況とは言えないだろうか。
なんか日本人的と言えるかも知れない。
個人主義が浸透しきっていない日本では、集団心性みたいなものがある。
みんながこうしているからしようとか・・・思ったりしないだろうか?
みんなより、自分で思考してどうするか判断するいうトレーニングができていないからだ。
だから、テレビで、なるべく買いだめするようにと言われればそうしてしまう。その需要に従って店側もそういう準備をする。
ティッシュを溜め込んだとて、そこまでの経済的メリットがあるかと言えばそうではなかろう。溜め込んで置いておく場所コストの方が高いことだって往々にしてあろう。
だから、買いだめってよほど狙いすまさないと、意味あるものではないと思われるので、なんか、今、買いだめ的動きが激しいのが一種の日本人の集団心性から来る狂乱的状況だなぁと感じている次第。