2016年4月29日の日記です。
今旅をしている。長野県は諏訪湖のほとりにある片倉館というところに来た。
ここはこの地のシルク製糸で財をなした片倉財閥の頭首が地域住民の福利厚生のために作った温泉施設とのこと。
その人は西洋で文化福祉施設の充実に感銘を受けこの館を作ったとのことでその精神が立派であると感銘を受けた。
さすがの雰囲気である。この重厚な館の中に温泉施設があるとは誰が想像できようか。妻などはここが温泉?と半信半疑であった。私と温泉施設に行くのはいつものことだが、ここは分からなかったらしい。
何かの博物館と思われても仕方なかろうが、れっきとした温泉である。
中には千人風呂と言う大きな浴槽があり、立って入るのが特徴的だが、いい温泉であった。ヌル感を感じるアルカリ性かな。
かの温泉映画 テルマエロマエ2 でもロケ地になったとのこと。
国指定の重要文化財であるのも納得の感がある。
自由に入れる休憩室もかように古典的西洋調。素晴らしき時を過ごさせてもらった。
諏訪湖は幼き頃から