アメリカでは貧困層ほど肥満であるという調査結果があることをかつて知った。
なんだか貧乏だと食うや食わずでやせそうなイメージがあるが、それは日本的なイメージなのだろう。
私なりの理解ではこういうことだ。貧困だと安いファーストフードなどに頼りがちだ。手軽に空腹を満たしてくれるもの。例えば、ハンバーガーとコーラを飲んでおけば、手間のかかる野菜とか食べなくても空腹は満たせる。しかし、そこに肥満が伴うのは容易に想像が付くだろう。また、貧困層はダブルワークなどで食事に手間をかける時間がないということもあろう。子どもにはマクドナルドででも食べておいてとかピザでも食べておいてとなると家族全員で肥満になろう。
そんなメカニズムで貧困と肥満がセットになるのだろう。
まぁ、アメリカナイズされている今の日本では、一杯のかけそば というよりも、やはり、貧困と肥満はセットになってしまっているような気もする。
なんてことを思い出したり考えたりしたのは・・・残業帰り、妻と一緒に少し甘みでもとコンビニを覗いていて、これを買ったからして。
まぁ、分かるよね。えらい美味しかったのよ。それはいいとして、でも軽い。そして、ローカーボ。要するに低糖質。そして、食物繊維も多いらしい。そういうのに気を配るには、この軽いパンに150円ものお金を払って初めて達成できるのだと思うと、やはり貧困だとこれは買えないのかな。身体によくて甘くて美味しい。最高だけど、価格が高い。
私だって20円引とは言え、買うのをためらったから・・まぁ、貧困までは行かずとも、出世もしていない絶対的庶民だからして。
なんかブルジョワのパンだよなぁと思いつつ、まぁ、子どももいないので、子育てで学費だなんだとヒーヒー言っている感があるところよりはまだ可処分所得は多いだろうから、こういうのも買ってせめても自分の健康くらい考えた方が良いのだろうかとか思いつつ。