今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

石橋山の戦いの後、頼朝が隠れた しとどの窟 に行ってみた ~鎌倉殿の13人のゆかりの地巡り~

 NHK大河ドラマ 鎌倉殿の13人 は見ているんだが、面白いよね。と言いつつ、先週、4月3日の回はまだ見ていないんだけどね・・・というか、今見ている。1週間遅れ。

 私は日本史も学習したが、男子の常として戦周りのことは好きだったりする。戦国時代とかはかなり好きだったかな。太平記で描かれる室町幕府草創期とか、要するに武家周りのことはは好きだからし武家政治発祥の時である鎌倉幕府歴史は詳しかったりもする。

 石橋山の戦いで敗走して房総に渡り再起して平家を滅ぼす。そして鎌倉幕府樹立・・・これは当然のように知っていても石橋山に行ったことはあるかというとないわね。で、行ってみたのが昨日。齢50近くなって神奈川住まいであるから結構近くにある神奈川県は小田原市の石橋山古戦場に行ったのが昨日。

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 そして、さっきさらっと流して記述したが、石橋山の戦いで敗走してすぐに房総に渡れたわけではなく、潜伏した地がある。そうなんだろうなぁと推測はついていたが、ドラマでがつんと描かれると、なるほどと思って行きたくなった。湯河原に投宿したので、湯河原の山奥にあることを知り行ってみたのが今日。

 NHKのサイトではかように紹介されている。

www.nhk.or.jp

 しとどの窟(いわや) というところに隠れていたらしい。神奈川県は湯河原町の山奥にあるらしいのだが。ドラマでは、頼朝を演じる大泉洋さんが、えらくその地から出ていくのを億劫がっていたのだが・・・それを湯河原の豪族たる土肥実平がなだめすかしていたのが印象深かった。

 

 実際行ってみたら、すごかった。 f:id:small_editor:20220410174948j:image

 こう書かれているところがもうかなりの山の奥というか、山の山頂近く。
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 こんなトンネルをくぐっていくわけで・・・
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 そこから一気に下る。すごい標高差。
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 急坂を下りに下って着きました。しとどの窟。

 なんかね・・・これなら平家の追っ手もあきらめるかなっていうくらいの山奥でしたよ。現代でだって行くことが困難なくらい。

 私も妻も帰り道登れるかなっていうくらいさっきの看板から下りましたからね。

 まぁ、なんとか登っていって帰ったわけですけどね。

 あと20年経ってここに来られるかって言うと、ちょっと自信がない。体力的に。そんな奥地。

 それくらいすごいところでした。

 頼朝がここに隠れたのだろうかなぁと思いを馳せた次第。


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 ずーっと水が落ちてきているところらしい。確かに、水があれば命長らえることができるだろう。あと、土肥実平の妻がここにきび餅を届けて頼朝の飢えをしのがせたとのことだが、本当に持ってこられるのだろうか・・・もしそれが事実ならすごいぞと、そんなことまで思わされてしまいつつ・・・非常に興味深かった次第。