昨日、温泉卵を作った話を語りながら軽く敗北感を感じていた。
と言うのも、温泉卵と言うのはすべからく半熟たるべしという固定観念にとらわれていたから、固茹で卵状態になってしまったからだ。
ただ、結構美味しかった。高温の蒸気で短時間で蒸しあげるなんて家庭ではできない技だから、美味しいのかもしれない。
殻も剥きやすかった。多分、高温上記での蒸し上げで、中の身が急速に縮んで殻と中身が分離して殻が剥きやすくなったのかもしれない。
そんなことで持って帰ってきた茹で卵は今朝の朝食にサラダにも載ったわけだが。
固茹で卵状態は温泉卵らしくないなぁと敗北感はあったのだが。
調べてみると、半熟ではなくても温泉で茹でた卵は温泉卵となるらしい。
ではでは、立派に温泉卵を作ったことになる。
よかったよかった。
よくある半熟の温泉卵は、卵黄の凝固温度が70℃くらい、卵白の凝固温度が80℃くらいという凝固温度の違いを用いて作られるようで、70℃くらいの温泉に浸しておくとできあがったりするもののようである。今回は蒸気を当てる時間が長かったか、蒸気が70度より高かったか。そのへんだろうか。
というか、ここまで語ってきて気づいた。半熟卵と温泉卵は違う。温泉の源泉が70℃程度だった場合、卵白が固まっていなくて卵黄が固まるわけだよね。それを温泉卵というわけで。半熟卵と温泉卵は違うが、よく混同されるらしい。
とまれ、温泉の蒸気なりお湯で作れば温泉卵なのであるし、そもそも私は卵自体あまり好きじゃない上に、生卵は中でも好きではないのだから、きちんと固茹でになったことは好ましいことであるわけで(^-^)