今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

光を求めて ~マクドナルドの使い方~

 「光を求めて」なんて言い回しをするとファンタジーテイルのチャプター名のようなみたいな題名になるが、何ということはない、老眼真っ只中の中年の私がどうにも暗いとよく読めんということ。

 若い頃は暗くても細かくても読めたのになぁとか思いつつ、寂しい思いをする昨今だが、すごく光の強い明るいスポットを見つけた。

 マクドナルドである。

 読み物をするにはカフェが良い。ただいわゆるカフェは物価高騰の今、えらく高い。値上げに次ぐ値上げで大衆的喫茶店の代表格であるドトールもコーヒー一杯300円だし、ドトールをしのいで最安値だったベローチェも280円とほぼ300円。ちょっと一杯コーヒーでもということでは行きづらい価格。昭和世代の私は、昔の価格を知っているからね。

 ということで未だ100円台でコーヒーが飲めるマクドナルドに行ったところ、白熱タイプのライトがガッと上から照らされていて読み物がしやすいことに気づき、最近とみに愛用している。

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 まぁ、よく読めて幸せなんだが、いいことばかりでもない。

 子連れの親が来ると幼児の場合ノーマスクで騒いでしまったりする。そうなると俄然居づらくはなる。騒がしさというのもあるが、離れた席であってもコロナ感染は心配だ。子どもがもらってきてそのまま親に感染するとかはよく聞く話だから。

 その上ママ友達だろうか、集まり始めたりすると、かなり落ち着かなくなる。

 

 ということで、読み物目当ての光を求めた中年の私は退散することにはなるのだが、子連れが憩える場所というのも少ないのは容易に想像がついて、そのためにマクドナルドに来るというのは分かる気がする。子連れが堂々とは入れる雰囲気なのは文字通りのファミリーレストランマクドナルドくらいのものだろう。スターバックスに行くわけにも行かなかろう。

 

 マクドナルドの使い方・・・人によって様々であるし、そこにコンフリクトが生じてしまうのはやむを得ない部分だろうね。

 

 とりあえず、家に、いい明かりを買おうと思う。だって、もう老眼は仕方ないのだから。