この牛久シャトーを作った明治時代の実業家の神谷傳兵衞氏が、千葉県は千葉市稲毛区に別荘を建てていたことは牛久シャトーで知ったのだが、それが公開されているとのことで、念願叶ってきてみた。
和洋折衷感がある洋館である。上が瓦葺きなんだよね、そこは和風。
一階は、ゲストルームの洋館建築。ここはお客様用の邸宅で、今はないがその隣に和風建築があってそこで暮らしていたようだ。
2階は和室なのが面白い。この木は、ブドウの巨木。ワインで財を成した神谷傳兵衞さんらしいと言えよう。
煤竹の格天井はぶどう棚をイメージしたとのこと。
ブドウの透かし彫りも見事だよね。
先の金曜日の夜は、神谷傳兵衞氏が財を成した端緒となった香竄葡萄酒を飲んだりしたものだから、神谷傳兵衞氏を思いつつ、非常に感慨深い散歩となった次第。