彼女と毎日見ているドラマ。
昼1時30分からのフジ系ドラマ
なんか、すごいです。アンビリーバブルです。
なにが信じられないかって・・・美男美女の理想的なカップルを不幸のどん底に追いやるストーリー展開で、視聴者のエンビー感を満足させる(例えば、金持ちで自分たちの及びもつかないセレブの凋落は、なんか楽しいという他人の不幸は蜜の味的な嫉妬を満足させる感覚)ことを狙った不況時の庶民向けドラマであることは明白だが・・・その追い込みの前提条件が全然間違っていますから、ということ。
通常では苦しまなくてもいいところで、苦しんでいる主人公たち。エンビー感充足のためにとにかく上げて落とすという連鎖にしたいのは分かるが、無理があるよねとつっこみながらも、なにかはまっているダーク系ドラマである。
ビデオに録ってまで二人で夜中見ている私たちもまぁなんだかなんだろうが、3食昼寝付きというゴージャスな生活をする主婦相手のドラマなのだろうが、そのゴージャスさを超えて、なおかつこんなものを見て自分のエンビー感を満たしたい需要がある日本にはやや・・ちょっと危機感を覚えないでもないが・・・
1時半のフジ系(関東では8チャンネルと呼び慣わしているが・・・)は伝統的にそういう感じのものが多い。
エンビー感というのものは全然快いものではない。人をおとしめて喜ぶよりは、自分を向上させて誇りを持ちたいものだよね。その意味ではこういうドラマばかりになってしまってはうまくないのだろう、とはまりながらも思ってみたりもする、