今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

人は必ずあるダイナミクスの中で生きざるを得ないのだろう

 なんか、いろいろ人生試行錯誤してきて・・・なにか安定した、はいこれでいいよ、はいこれでゴールこれ以上は努力しなくていいんだよ・・・そんな安定した境地に行きたくて試行錯誤してきた。
 親からの過剰な期待を背に、なんとかそれに応えようと、多分無理めな学校ばかり背伸びしてきた私にとって、多分本心から来る安定して落ち着きたいという切なる願いだったんだろう。
 社会人になれば、禄を食む身分になれば、あとは仕事のみに生きればいいのかなと考えていたが・・・そうでもなかったことを今になって実感している。
 そう、人間、どこまで行っても、押したり引いたり・・・あるダイナミクスの中で生きている。一見安定しているようでいても、押す力と引く力が一定であれば相対的には動かないという危なっかしい安定である。ひとたびバランスを崩せばすぐに激動に戻るわけだ。
 まぁ、ダイナミクスから逃れたいという願望は青い鳥を追うようなものなんだろうな・・・そんな風に思っている。