今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ドラマ3本まとめ見〜ハケン・わるい・男子〜


 今日は非常に疲れが残る一週間終わりの金曜日。ぐたっというわけで・・・どうにも気力が出なかったので、ご飯を食べて、テレビでも眺めるくらいしか余力無し。


 ということで、ドラマ3本を視る。


 まずは、録っておいた「ハケンの品格」・・・あんまり面白くないね。それなりに人生語っているんだがすごみが足りない。派遣と正社員という身分格差における非合理性・ナンセンスさを指弾したいならもうちょっと「すごみ」をもたせなければならない。すごみをもたせたいんだろうなという意図は分かるが、ストーリー的にも、役者陣的にも役不足としか感じられず。


 次に見たのが21時からの「わるいやつら」・・・これは逆にすごみがあり過ぎ。こわいくらい。でも、「ハケンの品格」で味わえなかったすごみが十二分に感じられて、すっとする・・・けれども、すっとしすぎて冷える。っていうか・・・米倉涼子・・・生きていたのね・・・やっぱり・・と思ったけどね。まぁ、あのまま死んでしまっていてはドラマ的に??という部分もあったが、そのばらし方がすごい。思わずびっくりである。さすが、松本清張である。


 その口直しで「花より男子2」・・・これはめっぽう明るいドラマなので、助かる。だって、「わるいやつら」がこわすぎるんだもの・・・その冷えたまんまじゃ寝られないよというわけで、こういうコミカルなドラマは助かる気分である。なんか今日のストーリーはよかった。だらだらとくっつくのくっつかないの言うの言わないの引っ張らずに、意外性のある結末。あとは、男がどう母親に毅然と対抗していけるか。母親とのからみで再度だらだら引っ張るようだったらくだらんと思ってしまうことになろうが・・・今日の展開はなかなか感動的であった。もっと引っ張れないわけでもないが、女恋敵をかっこよく身を引かせたのはさすが。このストーリーはあなどれないと見た。妻に言わせれば、少女マンガだから女の子はかっこよく描くのよとのこと。なるほど。


 まぁ、そんなわけでドラマ三本立てで見て、ぐったり金曜日、気分も落ち込んでいたところであったが、ちょっと気が晴れて眠りにつこうというところ。ふぅ。