邦画であるが・・・なるほどなぁと思わされる部分があって興味深かった。
というのも、あぁ、ストーリー上のこの追い込み方は・・・と感じるところがあったが、後で調べてみて、ケータイ小説原作のものであるということ。
なるほど、だからこそわざとらしいと感じられる位のドラマチックさがあって・・・そう、ケータイ小説原作のドラマ、「赤い糸」なんかも見ていた経験から、ストーリー上の主人公達の危機への追い込み方が似ているのだ。
ともあれ、それなりに楽しめる部分がある映画。テレビドラマと同じようなものとして見れば違和感はあまりないだろう。
また、現代若者の諸相がわかりつつ、あぁ、こうやって刹那的な気風があるのだなぁと思えてくる。
主演の佐々木希さんがとてもきれいに描き出されているのでそのへんもいいかもしれない。
それなりに面白かった映画と言えよう。