今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

選挙の結果について


 昨日はもちろん投票には行ってきましたよ。毎回、選挙のたびに語っているけれども、選挙権というものはその獲得の経緯上、ゆめゆめおろそかにしてはいけないものであるから。私のポリシーであり、妻も同じポリシーのようである。二人で一生懸命考えて投票してきた。


 選挙の結果・・・現政権与党の自民党が大敗だったとのこと。


 なるほど・・・


 私が例えば、一語り「うーん、世の中結局は金なんだけど」で語ったような、拝金主義の部分への違和感・・・それが人々の間にもあったんじゃないかな。


 国際競争力をつけるというお題目の下、人々の生活と企業活動を天秤にかけて、言ってみればお金になる企業活動を優遇する政策をとってきてて、それゆえ人々の生活は総じて厳しくなってきていて・・・


 そんな流れは現政権としての拝金主義的な傾向と感じていたんだけど、そういう現政権への違和感・が、人々の政治的無関心を乗り越えて結果に表れてきたとも言えないだろうか。


 これですべてが変わるというわけではないけれども、先日行われたような強行採決の乱発はできなくなったことは事実なんだろう。


 今回の結果を見て、こういうこともあるのだ・・・と政治というもの、議会制民主主義、間接民主制・・・その機能不全は当然あるんだろうが、まだまだそれらは生きていると言えるのかなと感じてみた。