今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

二人で食べるということは最高のソースだろう

 このラーメンは一人で食べたものなのだが。

 この時、妻と一緒に食べに行こうと話していたのだが、妻が疲れて寝てしまっていたので、いいよ一人で食べに行くよと行ったんだよね。何故その日にこだわったかって、その日のみの限定セールで半額だったからだったと思う。

 十分においしいラーメンだったのだが、二人で行ける状況ながらそうならなかったという思いがあるとそこまでおいしいと思えず。食べ終わったらそそくさと出てきたような。

 妻もよく言うのだが、一人で食べるご飯はおいしくない、だから早く帰って来るようにと。私もなるべくそうしている。

 なぜって、それはわかるからだ、ヒトリメシのわびしさを。

 独身一人暮らしがとても長かったわたし。もてない男の心の語り(現もてない男のその後の語り)というHPも作っているくらいだ。

 私は料理を作らせるとうまい。というのもヒトリメシだと、よほどおいしいものを作らないとおいしく感じないからだ。

 でも、二人で食べるときは別にありきたりのもので大丈夫だったりする。

 英語の諺で空腹は最大のソースだというものがあるが、相手のある食事というのもそれにつながろうと思うのだ。

 一緒にいる相手がいれば一緒に食べる方がいい。そうでなければ料理の腕を磨くのも一興であると思う。
 私も相手ができた後も、独り身時代に磨いた腕が役に立っているし。