今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

江ノ島のカフェでお茶するって言う贅沢

 私が大好きな短編作家さんで、O・ヘンリー氏がいる。高校時代くらいにはまったのかなぁ。英文学を専攻するならばO・ヘンリー氏を専攻しようとさえ思うくらいであったわけだが、彼の作に「桃源郷の短期滞在者」という話がある。

 あらすじは・・夏休みは都会のホテルで過ごす 「桃源郷の短期滞在客」 O・ヘンリ | 日々の書付 にあるので参照いただきたいが、夏休みの数日を都会のホテルで過ごし、どこの貴婦人かと目されている女性が実は全くの庶民で、一年のその数日をそこで暮らすために、日々倹約しているという、O・ヘンリー氏らしいシニカルさのあるいいお話なわけだが・・・

 まるっきりの庶民の私も黄金週間くらいは、ちょいと優雅にしてみようよと・・・

 関東屈指のリゾート地たる、神奈川県は江ノ島に来てお茶をしている次第。
 正確には江ノ島件の中でも鵠沼海岸沿いのカフェ。今日は雨模様だから、カフェも空いてるし、庶民派の私が寝坊して今頃来ても座れている次第。

 鵠沼海岸沿いのモスバーガーなんだけど、バーガーのみならずこういうロコモコスタイルのカフェめしを用意してくれるのが、「モスバーガーオーシャンカフェ江ノ島店」たる所以でしょうか。いやー、なんか、普段と違って落ち着かないものの、いっときの桃源郷気分はよかものです。

 いやー、一時でも桃源郷な気分を庶民ながら味わうってのも、ほら、O・ヘンリー氏が描いているようにいいものですよ。