今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

放射能について考えて、放射能泉に入りに行った

 さて、この1週間はかなり疲れたらしい。それなりに色々やったわけだろう。さぁ、どっか行くぞというわけではなく、朝からごろごろしていた。
 昼過ぎからは、借りていた映画「東京原発| Movie Walker を見始めたら、これがすごく勉強になる映画であった。
 東日本大震災の後、東日本の人々はいやでも放射能を意識せざるを得なくなったところだが、私自身も色々勉強をしてみていた。
 例えば、朽ちていった命―被曝治療83日間の記録 (新潮文庫) NHK「東海村臨界事故」取材班 を読んで - 今日の一語り(はてな Ver.)ということも語っていたりする。
 この映画、2004年の映画だが、福島原発の事故があった以降にも通じるとても示唆的な映画であった。
 役所広司主演で、名優たちが並び立つ、演技の迫力もさりながら、原発とは・・・という問題提起を2004年にすでに行っていたのは正直すごい。
 原発がなくても停電は起こらないのですよという台詞ひとつに、すごいものを感じた。
 最近、まじめな映画は妻はあまり相手にしてくれず(妻はエンターテインメント性の高いものが好き)、一人で見ることになってしまうのだが、これは二人で見て原発放射能についていろいろ考えた次第。

 その後、遅い昼をしゃぶしゃぶ食べ放題に食べに行き、最近、寒いからとよく行く温泉銭湯へ。
 今日は奇しくも放射能泉のある温泉へ。神奈川県は横浜市神奈川区にある鷲の湯へ。

 放射能泉とは、Wikipediaによると放射能泉 - Wikipediaということだが、実はかなり温まった。最近、色々な温泉に行っていて、植物性泉(黒湯)や定番の塩化物泉、重曹泉、色々入るが、ここはすごく温まった。
 妻もそうだったようで、ちょっと二人で驚き。
 すごいねぇと言いながら帰った次第であるが、やはり、放射線のエネルギーの力なのかなぁ。

 放射能について考えながら放射能泉という、ちょっと奇しくもな一日。