今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

体調不良からウイルス感染を考えたり

 水曜日辺りからどうも体調不良が続いてきた。いわゆるだと思うんだよね。最近の寒さに当たったんだと思われるが。
 しかし、私の場合は、夜寝て汗びっしょりかいて起きると大分具合が良くなるわけだが、夜中にふとんをはいだりしてしまうと汗もかけずどうも具合が悪かったりする。 
 まぁ、発熱というのは風邪といういわゆるウイルス感染に免疫としての唯一の対抗力であるからして・・・発熱をするというのは、まぁ、風邪を引いているということであるからして、医療としては対症療法としては熱を下げようとするわけで、身体が参ってしまう前に解熱剤を処方されたりするわけだが、ウイルスを叩く薬がない場合は免疫反応・・・すなわち発熱に頼るしかない部分があるのだ。
 これはインフルエンザ等明確にウイルスが同定されている場合以外は、風邪というなんか軽そうな名前ながら未知のウイルスへの感染であることは確かで明確に叩く薬はないから免疫頼りということだ。
 だから、熱が出るってのは悪くないと思っている。

 実は大学生の頃までは熱は下げるものだと考えていた。だって、熱が出れば苦しいから・・・そう考えるのは自然だし、今だってそう考えている人は多いんじゃないかな。
 大学生の頃、熱を出した後輩と話しながら、なぜ薬を飲まないのか?熱を下げれば楽になるよと伝えると、その後輩が熱でウイルスを叩いているところだからということを語っていたのを聞いて・・・それから考えが変わったのだ。

 熱は解熱剤等で下げてしまっても、基本的にウイルスを叩けていなければまた出る。熱を下げるのは対症療法でしかない。叩く術が分かっているウイルスの方が少なくて、無数にあるウイルスの中で、何かに感染して具合が悪くなることを古来風邪と呼んできたわけだが・・・今回は風邪を引いたわけだ。

 英語では風邪を引くことをcatch coldと称するが、まぁ、寒くなると免疫力が下がるから風邪を引きやすくなるというわけで、最近の寒さは厳しいよね。季節の変わり目に風邪を引きやすい・・・まさしくそれで引いてしまったのだろう。

 それなりに発熱をして、汗をかいて、下げて・・・ウイルスが叩けてきたから、大分よくなってきたのだが、今日は少しぶり返している気がする。

 一回かかったウイルスを叩くと免疫が付いてそのウイルスにはかからなくなる・・・そういうのが免疫学の基礎であると思うが、他のウイルスかなぁ。

 ともあれ、もうちょっとゆっくりして、ウイルスを叩きたい。免疫頼みしかないのだから。

 しかし、このようにウイルス感染ということを考えていくと、エボラ出血熱のような死に至ることさえあるウイルス感染も話題になってきている昨今、ウイルス感染というのは気にしすぎてもつらいが、なめてかかってもいけないものだと考えるのだが。