今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

余裕に付け込む初売商戦か。

 苦しいのはいつも苦しい次第で - 今日の一語り(はてな Ver.)で昨年の大晦日に語ったが、日々に忙殺されていると考える余裕がなく、年を振り返ることもできないなぁと独りごちた。

 年末年始は、働き過ぎで働き圧力が強い日本社会においても、夏の盆と並び立つ、比較的長めに休める時期である。

 この時ばかりはさすがの日本人も少しは余裕ができる。
 余裕ができると思考を回すことができて、日頃は出なかった物欲が湧くのは想像に難くない。

 そこに付け込んでいるのが、初売商戦だろう。

 余裕ができて思考が回るから、そう言えばあれも買いたかったんだとかね。

 そんな分析をしながらも、毎年、福袋商戦に参戦したりしていたのだが、今年は釣りに行ったりしているので、初売商戦には翻弄されていない。

 初売商戦に翻弄されるとかなり疲れるんだよね、何を買おうかと思案して、得だと思うと買わなきゃいけない圧力を感じつつ、それでもあまり買いすぎてはと自分を牽制したり。

 そんな右往左往から今回はフリーなのである。結構楽である。

 初売商戦は庶民の年末年始の長期休暇の余裕に付け込む戦略なんだろうなぁという話。