今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

釣りは捌いて食べるまでが釣りです

 遠足は家に着くまでが遠足です、と小学校の校長先生がよく言う言葉とされていよう。

 私は釣り師にとって、魚は釣ったら、捌いて食べるまでが釣りですって思っている。

 釣るだけ釣って、後は妻任せなどという方もいるかもしれないし、昭和生まれの私も今の若者から比するとよほど亭主関白だろうが、魚は最近はもっぱら自分が捌くことが多い。自分の趣味だからね、釣りは。

 となると、昨日釣った魚を今日には捌かねば・・・という宿題が残ったりする。

 魚は内臓を取らないで長期保管はできないからだ。できれば即日。それが無理なら冷蔵保存の上翌日には捌きたいものだ。

 捌いたら、身のままとっておいても数日は保つが、すぐに調理してしまいたい気分はある。

 今回はなかなかの大きな落ちハゼ(秋から冬にかけて、川の上流から下流に落ちてきて大きくなっているハゼ)が数匹釣れたので、憂鬱な月曜日を過ごした身体にむち打って蒲焼きを作った。

 料理まですると小一時間の作業だね。作ったはいいが洗い物が山になっていると妻に怒られるのでそこも洗いながらやっていったりしてね。

f:id:small_editor:20201207231941j:plain

f:id:small_editor:20201207232345j:plain

 できました。ハゼの蒲焼き。

 これで明日の私の弁当が豪華になりそうだ。ハゼの蒲焼きが弁当には行っているとなれば、憂鬱な仕事もややテンションが上がる。

 言ってみれば、自分で作って自分に贈るご褒美だね。釣り師の休日から平日の勤労者の私に贈るご褒美(^-^)

今週のお題「自分にご褒美」