今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

大好きな歌番組「うたコン」を見て、東北は仙台を思い返す

 火曜日には大好きなテレビ番組がある。

 NHKの「うたコン」。妻がいつも言ってくれる、火曜日でしょ?見ないの?って。

www.nhk.jp

 とても人気が高い番組のようだ。聞くところによると、生放送だし、ミニ紅白のようで人気が高いのだと。なるほどと得心がいった。紅白歌合戦は大好きで必ず見ている私なのだから。

 

 今日の「うたコン」、青春時代の数年を過ごした東北は宮城県の仙台を思い出す回であった。

 さとう宗幸さんが出てきてね、かの「青葉城恋唄」を歌ったんだよね。さとう宗幸さんは、成功した芸能人としては珍しく仙台を本拠地にずーっと活動を続けられている方。仙台に住んでいる時には地元のテレビ番組の「OH!バンデス|MMT ミヤギテレビ」の司会者としてよく見ていたしね。

 なんか仙台に住んでいると、この歌は自然と入ってくるものがある。

 広瀬川、青葉通、仙台に住むと必ず触れる場所が印象深く歌われているからして。あぁ、あそこだなぁと風景が想起できる歌。大好きな歌なんだが・・・そう、明後日が東北を中心に大被害が出た東日本大震災からちょうど10年の3月11日。その観点でNHKは大分震災関連番組を流しているけれども、その一環の番組作りだったのだろう。

 震災以前は、妻を仙台に連れて行ったりして、自分の青春の地を見せたりしていたのだが、震災以降、特に宮城県は行っていない。大好きな街だけに・・・。山形には行けたのだが・・・。

 

 また、冒頭の歌がさだまさしさんの「案山子」だったからね。ひとり暮らしをする息子を思う父の歌と言ったところか。仙台ではひとり暮らしだったからして、その後もひとり暮らしは断続的に長くなるのだけれども、なんかその感傷と共に仙台を思い出す歌番組だったなぁと思う次第。