今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

映画『バトルロワイヤル2』を観た

 映画『バトルロワイヤル2』を観た。

 前作の『バトルロワイヤル』を観た時は、なんかすさんだ心境の時に観たので、帰ってすさんだ心持ちがひどくなってしまって困ったことをこの一語りに書いている。
 2001/04/25(Wed) の一語り参照

たしかにすさんだ雰囲気の映画なのだが、かなり訴えかけるものがあったので、第二作も観たかったので観たわけだが・・・

 前作はとても衝撃を受けた。生徒が次々に死んでいくし、映像もこわい。戦争を助長する映画ではないかと思ったりもしたが、その中に、現代の社会へのレジスタンスの訴えを感じられたのも事実だ。すさんだ現代社会を描き出すのにあえてそういう過激な表現をとったようにも思われた。

 今回の2においても、それはきっちり受け継がれていたように見えた。

 現代社会の問題点を過激な表現でもってえぐり出している映画と言えよう。

 前作の時は問題作として騒がれたし、今回もR-15指定(15歳以上しか観てはいけない指定)を受けていることも事実で、問題作ではあろう。
 しかし、きちんと考える構えを持って観れば、かなり考えさせられる映画には違いない。

 今回もあまり心持ち穏やかでない状態で観に行ったのだが・・・慣れもあるのかな、それなりに受け止めれたし、前作の時ほど心はすさまないですんだ。

 うん。