実はこの映画、そもそもあまり期待していなかった。というのも、僕はディズニーものはあまり好きでないし、ディズニーと言えば、あのデートのメッカディズニーランドが思い浮かべられて、全く縁のない僕にとって好ましいイメージでもないわけで・・・
パイレーツ・オブ・カリビアンと言えばかっこいいが、しょせん「カリブの海賊」だべ、っていうかアトラクション?みたいに思うと、たいしたことなかべぇ、どうせカップル受けをねらった映画だべ、というよいうな先入観を持ってしまっていたのは、僕があまりに長い間孤高の生活を送ってきたゆえか。
ともあれ、そんな先入観もあって、あまりいいイメージを持っていなかったこの映画、実はとてもわくわくするどんでん返しの連続のストーリー立てとともに、ジョニー・デップがなかなかいい演技をかましていて迫力のある映画に仕上がっていた。
なるほど、ラブロマンスとも言えるわけであるが、そんなべたべたしたものではなく、さわやかなもので、嫌みがない。
きちんと楽しめる映画であった。結構長い映画で2時間半程度なのだが、飽きさせず最後まで観ることができたのは、ちょっと最近ないことなので、よかったと思うよ、うん。