今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

家庭内別居というわけか・・・


 高熱が出たりして、ほとんど身動きが取れないとも言える妻・・・今日は私が前々から入っていたはずせない予定の仕事で遠くに出張だったため、付き添えず一人で病院に行ったのだが・・・


 ようやっと、診断結果が出た。


 麻しん(はしか)


 赤ちゃんの頃、多くの人が予防接種を受けているものだ。それだけ感染力も強く、かかってしまうと治療法もないので重症化も危惧され、かつ、乳幼児の時点でかかると死亡原因にさえなることもあったという経緯から予防接種で免疫を真っ先につける感染症のようだ。


 大人になってかかってしまっても、感染力は変わらず・・・ひどいと脳炎を引き起こして死に至る場合さえあるという、「はしか」というある意味軽めの語感に比べるとよほど深刻な病気であった。ただ、これだけずーっと苦しんでいる妻を世話してきて、麻しんと聞いて、納得という感もある。それだけの病気だったのだ。


 ただ、今日はその結果をもとにもっと大きな病院に紹介され診てもらい、対症薬ももらったので・・・どうやら、やや楽になった模様で、それなりに食べることができるようになってほっとしている。昨日まではおかゆを作ってあげても全然手がつけられなかったのだから、今はおかゆとスパゲティが食べられるのでちょっとほっとしている。ただ、麻しん自体の治療ではなく、熱を下げるとかそれだけだから・・・ねぇ。だから、麻しんは怖い病気と言うことらしい。まぁ、このまま回復していってほしいわけで。


 ただ、かなりの感染力があるらしい・・・飛沫感染が主だが、空気感染さえするらしい。妻と一緒の部屋でずーっと寝ていたわけで・・・


 私は1972年生まれ・・・もちろん、麻しんの予防接種を受けてはいるが・・・最近は麻しんが珍しい病気になってきて、その後、麻しんのウイルスに遭遇していないと免疫も剥がれてしまうものらしい・・・大丈夫かなぁ・・・というのが不安。


 妻は結婚式の頃くらいから熱が上がり始めていたようだが。


 潜伏期間は10日間くらいらしい。それまでどうなのかわからないということか・・・まだ、妻は感染力を持った状態のようだから、今日から寝床は別にする。手遅れかもしれないけどね。結婚後の新居は二つ以上の部屋がある。お金がない我々は、一つの部屋でもいいかぁとか言っていたくらいだから、まぁ、寝所にできる部屋が二つあるのは・・・まぁ、奮発しただけの価値はあったと言うことか。


 まぁ、感染しているかもしれない。感染していても僕の免疫力で押さえ込めるかもしれない。麻しんの予防接種の効果が残っていれば助かる。そうでなければ、ひどければ脳炎を起こしてしまい治療法がない麻しんになってしまうわけで・・・なんだか不安だ。不安とともにこれからしばらく生きて行かねばならない。


 がんばれ、俺の免疫!!としか思いようがない。


 そして、今日からは大好きなパソコンと一緒に寝ることになる。デスクトップパソコンが据えてあるリビングにて。


 ちっともうれしくない。