今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

発熱からの回復

 まぁ、子どもの頃から熱発すると急上昇するのが常であった。
 なんてやっかいなんだろうとも思ったものだ。熱を出すと活動力が格段に落ちるからだ。
 大学時代など・・・東北の宮城県仙台で住んでいたが、やはり関東に比べると全然寒いから・・・熱を出したりした。まぁ、試験前といった大事な時期ほど徹夜勉強など無理がかかる部分があり熱発したりしたが大学の保健センターで薬をもらって下げて試験に挑んだりした。

 熱はやっかいなもの、下げるべきもの・・という概念を持ってきたが、大人になってから、いろいろ健康について考える機会を通じて免疫学的な概念を学んでいくに・・・熱がそこまで悪いものではないことが分かってきた。
 熱は自己のもつ免疫の作用そのもので、熱により身体に入ったウイルスなり細菌なりの異物を撃退しようとする機能であるということ。

 そうなると私の免疫はかなり過激な動きをするらしく、熱発するときはなかなかに派手である。
 そう思ってくると、無理して熱を下げてなにかするよりも、静養専一で回復を待つのが正しいと思われてきた。

 今回も病院に受診したが、なんらかのウイルス感染であるという診断であった。ウイルスというのは、対処法が分かるウイルスの方が全然マイナーであるから、風邪と称されるわけだが、対症薬以外は治療法がないのが現実であるから、安静にして自己免疫による回復を図るしかない。

 それにしても、今回は夏に2度目の熱発である。極端に寒暖の差が出る極端な酷暑のゆえだろうか、老化による免疫力の低下だろうか。
 とにかく疲れたなぁというところ。

 しかし、発熱からは回復してきた。ご心配いただいた方々、本当にありがとうございます。