今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

10円饅頭食べ比べ 〜谷中福丸饅頭 vs 和ふ庵〜


 知られざる、行列のできる店(4)急増! 10円まんじゅう - 個人生活を刺激する流行情報誌 - 日経TRENDY - 特集


 という記事にもなっているくらいで、最近、関東近辺で10円饅頭というものが行列ができる店として台頭してきている。この前浅草を歩いていた時も、なんだか行列ができているなぁと思ったら、10円饅頭のお店であった。浅草で行列の和菓子系となれば、揚げ饅頭が伝統的だと思っていたが、それほどまでに10円饅頭も浸透してきたかぁと感じてしまった次第。


 まぁ、この不況の世の中を反映しているのかなぁ。企業ベースでは好況感が報道されることもあるようだが、庶民感覚だとやはりバブル期のような好況感はさらさらなく、不況感は未だという感じであろう。10円饅頭となれば、なんというか、不況感ここに極まれりという感さえ漂うが。


 最近、10円饅頭を二種類手に入れることができたので食べ比べてみた。


manju-yanaka1.jpg manju-yanaka2.jpg


 こちらは、谷中の福丸饅頭である。


 非常に美味しい感じ。黒糖がしっかり効いていて、一口目から黒糖!!というインパクトが大きい。


manju-wahu1.jpg manju-wahu2.jpg


 こちらは、首都圏でも多く見かけるようになってきた、和ふ庵のもの。福丸饅頭に比べるとやや小振りに感じる。また、同じ黒糖饅頭でも、黒糖!!というインパクトは少なめ。マイルドにいただける女性向けのおまんじゅうとも言えようか。


manju3.jpg


 まぁ、こんな感じで。二つを食べ比べ。


manju-yanaka3.jpg 谷中福丸饅頭


manju-wahu3.jpg和ふ庵


 私個人的には食べ応えがあり、ちょっと大振りの谷中福丸饅頭の方が好みかなというところ。盛りがよいのが好きな私の基準。


 ただ、和ふ庵の方が食べやすいという意見もあると思う。


 また、和ふ庵が関東圏に数多く店舗があるのに比べ、谷中福丸饅頭はまだそこまで多くない。上記の日経TRENDYの記事によれば4店舗とのこと。


 そういうわけで、味とボリュームには谷中福丸饅頭に軍配が上がるが、アクセス性としては断然和ふ庵なわけだよね。


 ともあれ、あんこ系統が好きな私にとっては、10円饅頭の興隆はうれしいかぎり♪