今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

死ぬかと思ったワインディングロード徒歩で踏覇、湘南平


湘南平からの夜景 


 今日はこんな夜景を見に行ったんだよね。すごいでしょ?


 妻と一緒に散歩でね。


 ただね・・・いやいや、散歩なんて生やさしいものじゃないのだよ・・・それが問題。


 実は、今日は、お休みを頂いて連休だったので、夜景見物をしようかと・・ここ神奈川県は平塚にある湘南平へ。


 夜景スポット神奈川編〜湘南平〜 に詳しい。


 ここは桜の名所でもあり、その時には行ったことがあってね・・・渋滞でふもとからバスが動かなかったものだから、ふもとから歩いて登ったことはある。


 その時はそんなに苦心した思い出もなかったので・・・山頂までのバスは、とうになくなっていたので、午後の7時頃に、ふもとまでバスで来たわけだが・・・。


 そこからが大変。


 ワインディングロードというのだろうか・・・ぐねぐねの登り道を歩いて登っていく。ほかにほとんど歩く人なく、真っ暗なんだよね、頂上近くなると。


 懐中電灯を持っていったけれども、そんなちっちゃな懐中電灯だけでは心許なく。


 車が時折、峠を攻める感じでぶっとばしてくるわけだが、僕らを見ると、ぎょっとしたような・・・そりゃそうだよね、歩道もない、ワインディングロードを男女二人が歩いているんだもの。


 こっちも、どうも見込み違いで、延々30分以上も歩いて登って、歩いている隣はガードレールの下には崖だったりするわけで・・・はっきり言ってこわかったよね。


 なんとかなんとか、ようやっとこの景色にたどり着く。


 頂上からは、湘南平野を360°見渡される絶景なわけだし、車の方々はなごやかに談笑していたけれども・・・こっちは生きた心地もなく、登ってきたわけで。


 それでも、非常にすばらしい眺めではあった。確かに、多分、一生に一回の景色なんだろうな。また、こんなこわい思いをして来ないんだろうなとか思いつつ。


 また、ふもとまで降りて、バスが来なかったので、もっとバスの来るところまで小一時間歩き、ようやっと帰った次第。


 いやいや、ワインディングロードを徒歩で縦走するのはこわいものだねぇ。しかも夜。


 なんだか、水曜どうでしょうを地でいってしまっているようだったよ・・・ふぅ。