今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

スーツって結局、儀礼わけで


 以前、今日の一語り: 期せずして蒲田散歩・・スーツを買う で語った サカゼン・ゼンモール の店舗の一部で、今日、朝8時からの朝市があったんだよね。


 スーツが3千円からとかの破格で買えるようで、昨日の遊園地からの帰り道に電車の吊り広告でそれを見かけたので非常に惹かれてしまっていた部分があったんだよね。


 それでも、昨日、とことん歩いたりして疲れ切っていたため・・バタンキュー状態で起きられなかったらお流れな話なわけだが・・・その緊張感からか・・・起きてしまったのだ、今日、朝5時くらいに。


 間に合うわけだが・・・


 そうだなぁ、これだったら、早朝からクリスピードーナツを並ばず買ってから、朝市に行くことだって可能だなぁとか夢ふくらませつつ・・・やっぱり行くのをやめました。


 というのも、スーツの買い増しは現状ではそこまで必要じゃないなぁという思い、あとスーツだけでなく、ほかの衣類系統のニーズを整理してから行った方がいいかなということで。


 また、朝からそんなにハッスルすると、体力的に多分この一日保たないという思いもあったので、今日はやめにしたい次第。


 ただね・・・スーツって、まぁ、必要は必要なんだけど、正直言って、社会人的な見栄じゃないですか。要は、文明開化の波に踊った日本人が、欧米人の服装に習おうとした名残で今もスーツが正装なわけじゃないですか。スーツ量販店で買っても、2万円くらいはするもので、衣類一つで何万円って実用問題でいくと高すぎる気がしてね。


 数千円のパーカーとかブルゾンでも、スーツの上でも、大して防寒の意味では変わらないのでしょうが、スーツの方がよほど高かったりするわけで、それはとりもなおさず、スーツの方がフォーマルという価値観の反映でしょう。


 だから、スーツは必要にしても、見栄・体面的なものに値が張っているわけですから、実用重視の私としてはそれへのコストはできるだけ抑えたく、スーツ一着が数千円で買える、この朝市は非常に魅力。今後もチェックしていこうと思っているところで。


 不況の世になってきて、コスト重視の世になってきていることから、スーツの儀礼性に気づいた人が多いのか、最近は、多くのデパートで今まで一着分の値段で、二着買えたりするセールを大々的に打っているので、私のような考え方もだんだん増えてきたのかなとも思うが。


 また、この朝市があったら行ってみたいが・・・結構混むのかなぁ、行かれたことのある人はいますか?