今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

コンビニ深夜営業規制に思うコンビニつれづれ


 東京都や神奈川県などの10自治体がkんびに営業の深夜規制を検討していることが報道されている。


 なるほど、青少年非行防止のために、深夜のたまり場をなくそうという意味も大きいらしい。


 コンビニはあって当たり前という意識があるからこそ、この話題が大きく取り上げられるのだろう。


 確かに、今の若い人たちは、生まれた頃からコンビニってあって当然だったのだろうが、私くらいの年代になると、コンビニが出始めたのが中学生以降。だから、あって当たり前というものでもなかった。コンビニが一般化したのは、高校時代とか以降だから、青年期に入った頃でもあるわけだから、あって当たり前意識は比較的薄い。


 今でこそ、コンビニを便利に使わせてもらっているが、なるべくコンビニを避けようという意識が働くのは、やはり、コンビニがなかった時代を長く過ごしたからコンビニで買うのはなるべく避けようという意識が強い。


 コンビニには確かになんでもある。ただ、なんでもあるからこそ、コストはやや高めだったりする。何でもそろう利便性と引き替えにコストが高めなのは納得がいくところだが、もともとコンビニ当たり前世代じゃないので、であれば、わざわざコンビニで買うよりは専門店に行く方がよいと考えてしまう世代だ。


 深夜にコンビニで飲み物を買うよりは100円ショップの開いている時間に100円ショップで買うようにするし、もしくはスーパーでまとめ買いした方が安いかもしれない。そんな意識がいろいろなものにも働き、コンビニではなるべく買わないような身体になっている。


 だから、私としては深夜に開いていなくても、多分大丈夫という思いがあるのだが。


 ただ、そんな単純な話にはならないことも実感として分かっている面もある。山梨の奥の方に住んでいた知人を訪ねた時、コンビニの明かりがまぶしいほどであったことを思い出す。そう、ほかに光るものがないからこそ、コンビニがまぶしかったのだ。そして、大して遅い時間でもなかったのに、そのコンビニでしか買い物ができない状況であった。こうなると、深夜営業禁止となると即時に困るであろうことは容易に想像が付く。


 まぁ、私はそんなわけでコンビニはなるべく使わないようにしてきているが、どうなのだろう、コンビニ深夜帰省は。


 東京や神奈川といった代表的首都圏で鋭意検討されているとなると、もし実施されるとすれば、かなりの影響が出てしまうと思うが。