今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

Twitterのすごさを分かりつつ、ラーメン屋で飲む

 どんぶり屋が新規オープンにて激安で食べられるということを聞いて、仕事の帰り道妻を呼び出して行くべぇと言っておいたわけだ。妻もその日は夕食を用意する手間も少なくなって、ひとつ妻の休日的な意義も生じるし、なにより、そんな風な割引ネタにはガンガン食いついていく私であるからして。

 しかし、当然のことながら危惧していた。そこまで安くするオープン杵特価にはとんでもない行列ができてこの厳冬期の寒い中立つことになろうかということも。

 妻と落ち合って、現地へ赴く途中、Twitterで検索するに、案の定ものすごい行列であるというつぶやきが散見された。
 いくら激安であろうと、寒い中30分も待つのであればやめておこうと期していたので、その時点で激安どんぶりは却下。

 iPod touch で、Twitterを見ていて、その旨を妻に伝えると、Twitterをやらない妻も、便利なものねぇと感心した感じで、こういうのは論より証拠だねぇと思いつつ。妻を強引にTwitterにいざないたいわけでもないけれども、なんかわけ分からんことしているわと思われているのであれば少しいやなので、これはこれでよしかと。

 妻が食べたいと言っていた、ラーメン屋に行くことに。ラーメン花月嵐である。

 最近、テレビへの露出が多い、川越達也シェフとのコラボラーメンがあるということで、妻が行きたがっていた。まぁ、ラーメン屋に行こうというと、普通は男の方から言い出すことが多いと思うが、今回は逆。それくらい妻はラーメン好きなのだ。そして、僕も負けずにラーメン好きだから気が合うのである。

 僕の方は花月では一番ノーマルなラーメンたる嵐げんこつラーメンをば。
 花月はあまり来たことはなかったのだが、これはこれで背脂ががんと入っていて、パンチのあるラーメンである。

 妻は、川越達也シェフとのコラボラーメンたる、僕の味噌ラーメン ボロネーゼバター添え を注文。妻の気には召したらしく、美味しそうに食べていた。

 サービス券で無料でグラスビールが付いたので、飲みながら、いい気分になった次第。

 夫婦も何年が続けてくると、こういう飾らない感じが楽でいい。たまーには、フランス料理とか行くのもいいんだろうけど、コストを考えると落ち着かない庶民なので、当分はこれで。
 夫婦二人でフランス料理なんていう余裕たっぷりの有閑夫婦には永遠になれないのではないかとも思うけど。