今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

危険な魚だって釣れてしまう

2016年9月10日の日記です。
 最近、えらくはまっているのが釣りであり、週末となるといずこかへ釣りに出かけるわけだが、どんな魚が釣れるか分からない部分も面白いと言えばそう。
 それが生物学的興味を喚起してくれるのは事実なのだが・・・釣れて困る魚だってあることは覚えておきたい。
 先日、千葉県は房総半島の南端近く、館山に釣りに行った時、本当はアジとかを釣りたかったのに、釣れてしまって、やばいと思った魚がこちら。

 ゴンズイである。
 夜釣りで外道として釣れることで定番の魚で、危険魚としてつとに有名だ。
 毒のとげを持っていてそれも隠れているので刺されるとすごい痛く神経毒のためかなりしびれが残るとのことで、釣れてしまって針を素手でうっかり外そうとすると毒の棘(とげ)に刺さって、大変なことになるとのこと。
 よもや自分は釣らないだろうと思っていたら、館山の朝マズメ狙いの夜釣りではバンバン釣れる。ものすごく大きなものも釣れて、引き味もダイナミックであるが、見えてきたのがこんなナマズみたいな(まぁナマズの仲間のようだが・・・)、ラインの入ったものだと、さすがに魚に関しては浅学な私も分かる。やばいなと。
 メゴチばさみなどを使って、四苦八苦して触らぬようになんとか針を外すのだが、その苦労ったらない。
 疲労感残存はんばなし。
 危険性は、下記サイトなどを参照されたい。
ゴンズイとはこんな魚(海釣りに注意)|ひれに毒トゲをもつ刺毒魚
 その時は、ゴンズイばかり釣れたんだよね。他の魚はあまりなし。ふぅ。
 また、他の場所に移っても、昼間でもゴンズイが釣れたから、まぁ、ゴンズイがすごくたくさんいたのかなぁ、南房方面に。
 いやいや、危険な魚だって釣れてしまう。自然相手の遊びだから、そのへんは知識を持って挑む必要があるのが釣りだなぁと実感。決して、糸を眺めてのんびりするだけが釣りじゃないし、そういう静的なものではないのだなぁと実感。