先に、ひがんだっていいと思う、威張らなければという語りを語った。
まぁ、ひがみ系の歌が実は好きなのだが・・・
関取花というこの歌手のこの歌は秀逸だと思う。
ひがみっぽい歌詞だが、結局がんばろうねみたいな。
単に明るくがんばろうねって・・・嘘っぽい。
それに比して、ひがみが入ってのがんばろうねはとてもいい。
努力はたいがい報われないとか・・・願いはそんなに叶わないとか歌われるのは本当にいいね。中年のさえない男には響く。
しかして、この歌手は26歳くらいで、慶応大学という名門大学を出ているから見かけはそこまで屈折していないようなのだが、ここまでの歌詞を書くシンガーソングライターだから、かなりのコンプレックスと向き合っているのだと思う。悪くない。