今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ひがんだっていいと思う、威張らなければ

 まぁ、私はかなりひがみっぽい。「それは君のひがみだよ」と直言されて頭にきていたのは若い頃。今だって、そりゃおまえのひがみだよと言われたら気持ちよくはないが、出世もしなくて妻は得たけど子どももいない、故郷に錦を飾って帰れるとは決して言えない、うだつのあがらない40代の中年男がひがんだって何が悪かろう。

 ひがんだっていいと思う。だけど、威張らなければいいと思うんだ。
 老害と言われる老人達は昔は俺もこれをやったあれをやったと自慢するからウザいんだ。
 僕だって、若い者に、自慢したい時はある。あれをこうした、ここで成功した、昔はすごかった。
 でもそれをやったらひがんではいけないと思うんだ。
 自慢するのなら現状を肯定しなきゃね。現状を肯定できなくてひがむんだったら、過去の自慢をしたり威張ってはいけないんじゃないかな。それとこれはトレードオフだと思うよ。

 過去にしがみつかず、自慢をしたり威張ったりしないように努めている。だから、ひがみっぽいこの性格はもうそれをダメだと思わないようにしたい。