栃木県の那須町まで足を伸ばして来ている。
ここは伝統的な温泉地らしく、平安時代くらいからの温泉地として名高く、また、天皇家の御用邸のある場所としては言わずもがなであろう。
あまりにもポピュラーすぎて、来ていなかったのだが、比較的近い中で来ていないのもという思いで来てみた。
高級別荘地という感覚ですな。江戸時代の温泉番付では、東の横綱が群馬の草津であれば、ここは関脇扱いだったそうでレベルは高そう。
お湯が湧き出ている湯本方面に行くと、硫黄臭が。なるほど、草津もそうだが硫黄泉が多いのかな。
殺生石という場所に行ってみた。奥の細道の松尾芭蕉の句にもうたわれている場所。
有毒ガス・・・この匂いから察するに基本的には硫化水素だと思うが、それで蜂とか小動物が死屍累々だったことから殺生石と名付けられたそうだ。
まぁ、今はガスの噴出量も減ってはいるが、寄って行くとかなり匂う場所もある。
名前に違わず殺伐とした光景ではある。信州の鬼押し出しみたいな場所と感じた。
今日は御用邸の敷地近くのリゾートホテルにて投宿。