酒税法を勉強 - 今日の一語り(はてな Ver.)と2月16日に語ったが、まぁ、酒税法の本を斜め読みしていたわけだが、法律論としては、まぁ、いろいろ細かく定められているのねというところだが、醸造法などがとても面白く感じている。法律を学ぶと言うより技術を学ぶという感じか。
醸造酒と蒸留酒くらいは知っていたつもりだが、その先がほとんど知らなかったことに気づいた。
まぁ、私はウイスキーが好きでニッカの余市、宮城峡、サントリーの白州、山崎には行った。まぁ、蒸留とかはなんとなく知っていたが・・・
酒税法を学ぶ中で、連続式蒸留機というのがキーになっていると思われた。
連続式蒸留焼酎は、以前は焼酎甲類と呼ばれているもの。連続式蒸留機以外は単式蒸留機を呼ばれている。
単式蒸留機は分かりやすく・・・まぁ、ウイスキーで言えばスチルポット・・ああいうやつで蒸留するもので、ある意味、アルコールに不純物が残る感がある。ただ、不純物というとイメージが悪いが、単式蒸留機で蒸留したものは以前は焼酎乙類と言われていたが・・・これまた甲乙で言うとイメージが悪いが、芋の香りなどが残る本格焼酎はすべからく乙類焼酎・・・つまり、単式蒸留機で蒸留したものである。
そう、連続式蒸留機で蒸留すると、単式蒸留を連続して行っているのと同じようなものであるそうだから、かなり純度の高いアルコールが抽出されるし、要するに不純物があまりないため香りとかが残るわけではないという仕組みが分かってきた。
なるほど、だからホッピーにはキンミヤと言われてとにかくそれを使ってきたが、キンミヤは焼酎甲類であるゆえ、香りがあまりない純度の高いアルコールであるからして、ホッピーで割るには向くのだと理屈から理解できた。だから、芋焼酎とか乙類をまぜると、ホッピーの香りと芋の香りがバッティングしてしまって向かないのだと言うことも理解できた。
あと、ウイスキーをちょっと詳しく勉強してきただけに、連続式蒸留機のことも結構すぐ分かった。
そう、カフェグレーン・・・グレーンウイスキーは連続式蒸留機で蒸留されているものであるからして、ああいうのだなぁとイメージしたらすぐに分かった。
まぁ、連続式で蒸留するか否か、ここが色々なキーになっているなと感じた次第。そこを分かるとお酒が面白くなってきたよ。
なんて思っていたら、最近酒量が増えてしまっている気がして、まぁ、用心していこう(^-^)