今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

アジと太刀魚の逆相関

 私は比較的科学的思考が好きである。科学でいろいろ解決できれば世話ないということもあるが、一か八かのバクチよりは、なんらかの理論を持った上で博打に挑みたいタイプってことだろう。

 今はまっておる釣りなんかもバクチそのもので釣りの上での理論である潮とか明るさとかの定義に従っても釣れるとも限らない。だからバクチ。

 とまれ、潮の理論とか、明るさの理論は押さえた上でそれに従い釣り場に出かけている。

 理論外で釣れたり釣れなかったりするから面白いと言う粋人もいるようだが、私はそうではない。比較的頭に来るだけだ。誤差以外に科学的に物事はあって欲しいタイプゆえ。

 最近、東京湾近辺ではえらく太刀魚が釣れている。この太刀魚、魚を食べちゃうフィッシュイーターゆえ、周りで太刀魚が釣れ始めると、アジ狙いの私はとんと釣れなくなる。私なりの経験則として、アジも逃げるのに一生懸命で食欲がなくなるんではないかと踏んでいる。私なりの理論。

 頭来るので、今度は太刀魚狙ってやろうかと思う。アジと両構えで。アジが釣れると太刀魚が釣れない、その逆も然り。それが僕の理論。