今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

釣り人がやせたサンマに思う

 近年のサンマの不漁が報じられて長いよね。

 サンマも高くなってあまり食べなくなった。

 私が釣りを始める前になるだろうかね、これくらいの時には安い魚の代表格としてサンマがあった。一匹100円以下でいっぱい買えたから、魚を捌く練習としてサンマを使ったりもしたことがあるよ。まぁ、魚を捌く練習としてはアジが一番だけど、結構高いからね。

 でも、今は高いから、食べていないなぁとか妻と話していたらね・・・

 今日、スーパーで100円以下だったのと買ってきて焼いてくれた・・サンマ。

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 うまかった。

 ただね、やせていると思った。以前食べていたサンマは100円以下の特売ものでも、もっと太っていて身があった。一匹で十分だったが、これは二匹くらい欲しい。

 妻から言っていたんだよね、なんかこんなにやせていたっけって・・。同感。

 妻がサンマを作ってくれました、働いている私への何よりのご褒美だという締めにならんかと思っていたが、サンマがやせてしまっていましたという話になってしまうか。

 

 ただ、ここ数年釣り人をしていてなんか分かる気がするのだ。毎年釣れる魚が違う。いつもなら釣れるはずと狙って行ってもまったく釣れない。こんなに寒いのにアジが釣れるってなぜ?とか。

 地球温暖化もあろうし、それに起因した異常気象が魚の生息に影響を与えているのは少し釣りをしていれば分かることだ。

 

 このようにやせたサンマも市場に出回るくらい、やはりあまりとれていないのだろう。

 先日、青魚がどうしても食べたくて、シコイワシを狙って混んでいるであろう釣り公園で短時間釣行をしたら、運良く釣れた。いつもなら釣れなさそうな場所だが釣れた。これも少し異常だ。

 まぁ、異常に付き合いながら魚を追う、それが必要なんだろうな。ちょっと疲れるなと思った次第。

 いや、サンマは十分においしかったですよ。やせていた以外はね。

今週のお題「自分にご褒美」