今や築地は豊洲になったが、中央卸売市場や地方卸売市場といういわゆる市場が各所にある。
卸売市場では市場開放の意味含めて、お祭りが開かれたりする。
昨年の秋口になるが、川崎の南部市場の祭りに行って来たので、そのことについて語ろう。
中央卸売市場や地方卸売市場といった市場の祭りに行くのが大好きである。小さな市場開放的な祭りは年に何度もやるところは多いけれど、大きなお祭りは年一回のところが多い。
昨年の11月10日(日曜日)は川崎の南部市場の年一回のお祭りだったので出かけてみた。実は間違えてその前日に行ってしまっていたのだが、通常営業で、あれ?と思ったがその翌日がお祭り。通常は、市場は日曜日は休みだから土曜日だと勝手に思ってしまっていた次第。
土曜日には、マゴチを買って捌いたりしていたので、海鮮類は欲しくなく、日曜日の祭り本番では、野菜系統を買った。青果卸売業者が売ってくれているようだ。卸売業者は、法律上の制約で普段は仲卸業者等にしか売ることができず一般消費者に直接は売ることができないのだろうが、今回はお祭りと言うことで青果の卸業者が青果を売ってくれるようで、これは貴重なチャンスだろう。そのせいか、かなり安く手に入れられて満足。
前の日行った時に酒屋が新規にあったので、見ていたら、明日からですと。店としての体をなしているので売ってくれてもいいのになぁと思っていたが、酒販免許の関係でそうも行かないのだろう。
祭りでの目玉を聞いたが秘密とのこと。それで祭り当日に見てみたら、新潟の日本酒酒造メーカーの八海山が作っているビールが安かったので購入。新潟は好きな土地だし、八海山は実際に登ったりしたところだから思い入れあり。妻も喜んでいた。
マグロの解体とかで盛り上がっていたし、なぜかプロレスの興行とかも入っていて、市場の祭りとしてはなかなか異彩を放っていた気がするが、仕入れの場としては良かったなと思った次第。