今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

面白くもない人生でウイスキーをたしなむ

 なんだか気落ちしていた最近、いろいろ面白くない。

 うむ、妻に図書館から借りてきてもらったものがウイスキーの本を二冊。

f:id:small_editor:20211210232239p:image

 

 こちらの二冊だ。

 今日がんばって妻が借りてきてくれたものだから、今週も疲れたが、金曜日だ。ちょっと一杯やってしまおうじゃないかと、白州でハイボールを作り妻と飲んだりしていた。

 あとはブッシュミルズの普及版を少し舐めてね。あと、白州をストレートで少し。

 グレンリベットの12年ものの数量限定版、イリシットスティル・・・もあるけどね。

 シングルモルトだよね。密造酒時代すなわちイリシットデイズをテーマにしたもので、今はすでに売られていないのだが。

 なぜ密造酒時代をフィーチャーしているのかと言うと、このグレンリベットが政府公認の第1号蒸留所だからだ。

 先に紹介した本、シングルモルトスコッチ大全をひもといて見るに、創業者のジョージ・スミス、瓶に描かれた人だと思うのだけれども、はやはり密造者仲間から命を狙われて、身の危険を感じて二丁のピストルを肌身離さず持ち歩いたらしい。今グレンリベット蒸留所にはそのピストルが展示されているらしい。

 それでも蒸留所は何度も焼き討ちに遭っているらしいが。

 そんな密造酒時代の終わりの象徴がグレンリベット蒸留所なのである。

 

 なんて、うんちくを読みながら面白くもない人生だが、こういう本を読みながら、ウイスキーを味わうなんて悪くないよと思った。

 妻も今日借りてきて良かったと。だって、平日ど真ん中だと飲んだくれているわけには行かないではないか。