いつの頃か、大団円という言葉の意味を知った。
最近、NHKの朝ドラ「ちむどんどん」を好んで見ている。
どうも、昭和的な脚本というのか、上げては落とし、上げては落としという、うまく行きそうに見えて、窮地に陥らせるかなり極端な脚本で、仕事に疲れて帰ってから見ているといらついたりしていたが、ここ数回はとてもいい方向にまとまっていっていて心地よい。
女性主人公の結婚に関して、男の方の鈴木保奈美さん演じる母親がラスボス的に障壁として立ちふさがっていたが、それを懐柔し得たのが昨日の回。昨日は残業から帰ってきて疲れていたが、非常にスカッとしたのだ。
そして祝日の今朝の回も、主人公たちの披露宴に向けて登場人物の多くの思いが交錯しながらうまくまとまっていく過程。
今週最後の明日の金曜日の回はもっときちんとまとまるのだろう。良い形で。
非常に昭和的。
まさしく、大団円。
昭和生まれの私がよく見ていたドラマではこういう感じに物語が収束していくことはよくあった。まさに、大団円だよなと。明日が楽しみだよ。