最近アクセス数の伸びが良い。この語り史上空前と言って良いほどだ。
思い当たることは一つある。
大岡川ハゼ釣り釣査と称して釣果情報を出したからだろう。
さて、私はここに語り続けるのは情報を提供するためか感情を表現するためか。
私自身、後者を志向して語り続けていると思っておる。
情報を整理して出すブログが人気が出るのは知っている。
ほら、食べ物情報とかテレビドラマの情報とか系統的に提示されていれば上質なレビューとして重宝されるのは分かっておる。
実際、ブログで飯を食おうとかアクセスアップ主張する人々の著書は、いかに大衆ウケするように情報提示するかという手法を論じているのみと思う。
さて、私はそれをしたいのか。毎日のように文を編み出している私が。
否である。
そんな、、、仕事でもあるまいし、なぜレポートみたいなことをせにゃならんのか。
アマチュア随筆家としてこのネットの世界でくらい居させてくれたまえ。
だから全然アクセスも読者数も伸びないわけだが、ふと、釣果情報を出したら伸びた。
コロナ禍で空前の釣りブーム。あそこで釣れているなんて語ろうものならその釣り場にファミリーや若者、暇な学生が殺到し、釣り場が荒らされてしまうのは必定だ。どうしてそこまで言うかと言うと、そういう釣り場を何個も見て来たから。最悪釣り禁止になってしまうところも。そういう衆に嫌な思いをさせられたのも一度や二度ではない。だから大口開けて訴えられる。
動画配信者が〇〇爆釣とか映える動画を出したある漁港。もちろんそれ以外の口コミも影響はあろうが、人が殺到しすぎて、関係者以外出入り禁止になったところも印象深い。
だから、今は極めて釣果情報を漏らす人は少ない。言っても横浜某所とか意味わからんという表現になっていたりする。
ただ、釣果情報なしに行くのは極めて危険だ。釣りはギャンブル、釣れなきゃ頭くる。ストレス解消に行くのに逆にストレスフルになったりしかねない。
私と妻は動画なり写真なりでぼかされている情報から、それでもここだろうと割り出してから行っている。悪いこととは思わない。日曜日の午後、そんなこともせずに丸坊主だったら僕がどうなるか僕も自信がないから。
今回、大岡川の状況を語ったのは、、、釣果情報を語ったのは、色々検索してもほとんどその情報がなかったからと、要はあまり釣れなかったから。
正直、、釣れていたら言わないよ。数年前、私が釣りを始めた頃は、釣り人達の仁義があって、釣果情報を共有したものだ。共有しても場荒れするほど釣らないし、ゴミは持ち帰るし。そういう仁義があった。ずいぶんいいコミュニティだったと思う。
でも今は、ビギナーがお行儀良かったり教えを乞う姿勢なともあれ、どんどん割り込んできてこどもを走り回らせキャンプめいたことも始めたりして挙句の果ては、ゴミを捨てていったりするんだよね。竿の空ケースとか平気で転がっていると開いた口が塞がらない。だから釣果を言わなくなったんだよね。
要は釣れれば言わない。そんなケチくさいことをし始めたのは、コロナ禍での釣りブームでのモラルハザードに一因がある。
だから、釣れればここでは語らないかな。分かるようには。
ただ大岡川はまだ空いていたし、全く釣れないわけではないから、参考にはなろう。
釣り方によっては楽しめよう。あのあたりは周りも面白い。赤煉瓦倉庫だっておしゃれだし、オヤジの飲んだくれの町、野毛もあったりするから釣れなけりゃやけ酒も良かろうし。
マナーを守って出かけてほしい、出かけるなら。