今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

静岡で仕入れたワサビの茎・葉を調理した。原材料を仕入れてくる旅の醍醐味

 今回は静岡県を旅してきたわけだが、静岡県は非常に広い。と言うか、東西にかなり長いのだ。

 我が地元の神奈川の隣ということではあるが、隣であるのは東端。静岡県東部であるが、熱海とか伊豆とかあるあたり。

 県庁所在地のある静岡市のあたりは中部で、今回旅をしたのはこのあたり。

 西部の浜松のあるあたりは距離的にもかなり遠いので行くのにも気合いがいる感じだ。

 伊豆を含む静岡県東部では、主に伊豆半島であるが、ワサビの名産地。

 ワサビは足が早い(劣化が早い)せいか、地元以外では生で売られることは少なく、特にワサビの茎とか葉はほとんど首都圏では出回らないし見たことがなかったが、今回の旅でたまたま手に入ったので、仕入れてきてみた。

ワサビの根の部分を摺り下ろしていわゆるワサビとして加工品として出回るわけdが、茎とか葉は見かけたことがなかったから買ってきた。

食べ方はよく分からなかったので、調べつつ。

珍しい食材はその調べる手間はかかる。

いったん茹でて、煮こぼして、あく取りをして、包丁の背で叩いて繊維を柔らかくして小さく切る。

 

酒、みりん、醤油を50ccずつ、そこに大さじ1の砂糖を入れた液体を煮詰めて容器に満たした。

 

これで数時間おくとできあがりらしい。美味しくできているといいな。

 

旅では、そこでしか仕入れられないものを仕入れるのが一つ目の醍醐味。

加工されているもの・・・例えば、京都に行って八つ橋を買うとかでも楽しいのだが、加工品は保存も利き長距離輸送も可能なことから身近でも手に入れることができることが多い。

 

しかして、日保ちしない底でしか仕入れられない原材料を買ってくるのはよりうれしさが増す。今回のワサビの茎・葉もそうなんだが。これは現地でしか手に入らないものだから。

 

ただ、この至高の醍醐味はそれでいいのだが、日保ちしないゆえさっさと調理する必要がある。

 

旅の疲れも癒えるや癒えぬやという時にやらねばいけない宿題のごとくになってしまうのが旅で仕入れてきた原材料のため、そのへんを覚悟して仕入れてきている次第。

 

今回参考にしたレシピはこちら。

山葵の葉・山葵の茎・山葵の花の醤油漬け by mashstar

ちなみに、釣りの後の釣果も同じ感じであるが。