今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

結局、学力を上げるには

 喫茶店で、新聞を読んだ。新聞を取っていない僕は喫茶店でそこに置いてある新聞を読むのが好きなのだ・・・やはり紙で育った世代であるので、新聞が落ち着く(じゃぁ取れよという話ももちろんある(^-^)現在検討中)。

 今日の読売新聞の教育欄を読んでみたんだけどね。
 近年、ゆとり教育の副作用の結果としての学力低下が危惧されていることについて、リクルートから東京・杉並の区立中学校長に転じた藤原和博さんが次のように言っていたと書いてあった。

 「テレビを見る時間やゲームをやる時間を減らさない限り、学力は保証しません」

 なるほど。

 僕も学力で身を立てようと志して努力してきたし、実は、教育というのはかなり真摯に考えてきたことだが・・・

 結局、学力を上げるには、テレビとかゲームとかほかの面白いものを取り上げてでも、ストイックに勉強に励まねばならないと言うのは偉い先生の指摘を待つ必要はない自明のことだろう。

 僕は両親に、テレビは一日30分(ハウスの名作劇場とか、見れる番組は決まっていた)、あとファミコンなどのゲーム機は買ってもらえなかったのだが・・・その分学力は上がった。

 そう、現代教育問題の時の人の藤原校長の指摘を待たずに、もう30年近くも前にうちの両親は実践していたということだ。

 ドラクエなどができずに、かなり悲しい思いをしたものだが、今思えば僕のためになっているのか・・・。結構うちの両親はすごいのかもしれない。