今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ギャンブル場グルメを楽しむ


 日本での公的に認められているギャンブルはいくつかあるが、公営競技としては、競馬・競輪・競艇オートレースの4種類がある。


 中でも、私は以前、東京は大田区にある平和島競艇に行っていたことがある。2003.12.30一語り「競艇を家にいながら見られるってすごいよね」でも語っているように、まぁ、ギャンブルをするというよりは、その近くにある平和島クアハウスという温泉に行くことや、場内でのグルメを目的に行っていたということがあるのだ。ほとんど舟券は買わなかったしね。平和島競艇場では、モツ煮メシが主眼であったが。


 今回は川崎競輪場に行ってみたのだ。


 恰幅の良い彼〜ギャンブル場B級グルメ〜


 などの記事に触発されたこともあるし、川崎競輪場は何度か行ったことはあるが、なかなかに安くてうまいものが多かったから。今回行った目的は・・・


 32号売店太巻きのため。


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 32号売店がどこかをうろうろと探して、ゲットしました。まぐろのトロの太巻き。これで150円でかなり安いです。


 醤油壺が置いてあって、ドボっと浸して食べるのが通流儀のようでしたが、私は普通に醤油差しでちょろっと醤油をかけて。これはかなりコストパフォーマンスに優れます。


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 こちらは赤身。120円です。赤身の部分ということもあり、トロよりは味が落ちますなぁ。それでも、おなかがすいている時は十分においしいでしょう。ガリも取り放題なのはお得感ありですな。


 考えてみてください、コンビニでまぐろの太巻きが買えますか?買えたとしてもこの価格で行けますか?


 あとひとつの目当てが33号売店の鯨のフライ。


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 競艇場もそうでしたが、ギャンブル場グルメに付き物は、なぜかフライ。アジのフライとかいろいろ、ドボっとソースにつけて食べたりするわけです。


 これらも慣れてこないと買うのだけでもちょっと勇気がいる感じではあります。


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 鯨っていうのがなかなかレアな感覚でよいですよねぇ。なかなか美味しい得難い味です。


 平和島競艇場でもフライは好物でしたが、鯨はなかったので、非常に貴重な体験。実際、この鯨、最後の一本だったようで、その後補充されていないところを見るとさほど入荷がないのかもしれません。


 ともあれ、初志貫徹で、太巻きと鯨フライどちらもいただけてよかったわけで。


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 32号とか33号とか売店名を言っているのはこういうように、店の上に振られている番号を指します。


 詳しくは、川崎競輪[場内グルメマップ]を参照を。


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 競輪というのも、最後の一周が勝負なわけで・・・そこは最初の一周でほぼ勝負が決する競艇とは対照的なわけですが、最後の一周のドラが鳴ったところからの気迫がびんびんに伝わってくるわけですなぁ。


 川崎競輪場はヤジや怒号はなかなかに迫力がありますよ。初めての人は、ちょっとびびってしまうかもしれません。


 まぁ、そんなことで、ギャンブル場グルメ・・・なかなかに楽しいですが、独特の雰囲気を分け入って、フライ一本!!ソースにドボっというのもひとつ勇気が必要なことであり、楽しむ方もなかなかに気合いがいるのも事実ですなぁ。