今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

映画「ニューオーリンズトライアル」を見た


 これは非常によい映画である。アメリカ映画には、ひとつ、陪審員映画というジャンルが法廷劇の一部として確固たる地位を築いているように思えるが、この映画も陪審員映画の最たるものである。


 アメリカ映画の不朽の名作として「十二人の怒れる男」というものがあり、これが陪審員映画の原形と言えるだろう。それは 2007年04月03日一語り「趣向の違いを超えて共感しあえる絶対的なおもしろさを持った映画で妻と共感しあえた」で語った映画だが・・・陪審制度はアメリカに特徴的な制度とも言えようが、そこに発展した伝統的映画スタイルと言えるだろう。


 この映画「ニューオーリンズトライアル」も、現代的要素を取り入れた陪審制度のドラマで非常に面白い。そして、陪審制度の危険性も示唆している。まぁ、テレビ局の狙いとしては、裁判員制度の開始に当たっての警鐘ドラマとして地上波初放送とのことなんだろうが・・・。


 それにしても、この映画・・・以前見たことあるんだよね・・・でもテレビ地上波では今日が初のようだから・・・だったらどこで?レンタルで借りたのかなぁ・・・ふむ。


 ともあれ、とても面白い映画。おすすめですな。