今日の朝日新聞の朝刊を眺めていたら、「年末調整用の保険料証明書 かんぽ、発送遅れ890万件」という大見出しが目にとまった。
私もこの前苦労して年末調整の書類を職場に出してきたところだが、保険料証明書が遅れるというのはさぞかしやきもきしたことだろうことは実感として共感できる。
書類を揃えるのにかなりタイトな締め切りが設定されていて毎年圧迫感を受けてきているのは勤め人諸氏であれば総じて分かるところではなかろうか。
今回の遅れ・・・全契約数の約15%におよぶ影響だったようだ。
郵便局でも頼めば発行してくれるし、年末調整の書類は後でも出せるから実害は出ないであろうとかんぽ生命保険側は言っているようだが、どうかなぁ・・・。
年末調整の書類後出しは、決して好まれることではなかろうしね・・・あとはご自分で確定申告してくださいと言われてしまうかもしれない。
JP・・・日本郵政グループ・・・大丈夫かね?と思ってしまう。
今年の正月・・・元旦にやたらめったら届いた賀状が少なかった。僕ってこんなに友達少なかったっけ?とこれはマジでショックを受けていたことだったのだ。
この一語りで語らなかったのは・・・まぁ、本当に友達が少ないということもあり得たからなわけだがね・・・
その後、今年も終わらんとしている今、今までの報道や、ネット上の風聞を見ても、今年の年賀状は遅配が目立ったのは事実のようだ。
確かに総数としては、別に、大幅減少したわけではなかったので・・・どうやら友達激減という憂き目ではなかったのだと安堵したが・・・それにしても、気分のよくない正月を過ごさせてくれたものだと、悲しくなってみたものだ。
JP・・・日本郵政グループになる直前の日本郵政公社のしたことではあったが・・・その後のJPにしてこの事件。あまりしゃれにならないのではないか。
私は、従来、郵便というものに非常に信頼を置いてきた。
最近、利用し始めたDVD宅配レンタルでも、郵便かメール便を選べるので、初めメール便にしたが配達まで時間がかかったので、郵便に変えたくらいだ。
大丈夫かね、JPと思う次第である。
合理化という名の下に、人員も削減され、大変だということはよくわかる。要は経費というお金の問題だ。
しかし、信頼というプライスレスのものを失ってしまう大きさも考えねばならないのではないだろうか。