NHK朝の連続テレビ小説(通称朝ドラ)「ちりとてちん」をよく見ていることは以前書いたが、最近の話がまた、とみに面白くなってきた。
五木ひろしを投入してくるところなど最高である。
主人公のコンプレックスは非常に共感できるところで・・・単に明るいだけのバカっぽいドラマとは一線を画すのはそのへんだ。なかなかいいドラマだ。
あと、昨日見た「あいのり」のカルボナーラ君も、そのコンプレックス(学歴コンプレックス)を引きずりながらもがんばって告白した姿に共感。
そのコンプレックスをあらわにしたからこそ、カルボナーラ君の魅力が高まったと思うし共感度も上がったのだ。
コンプレックスをうまく描くことからおもしろさが生まれると思う。
コンプレックスのない人生なんて絵に描いた餅のようでどうにもうそくさいもの。
ドラマのようなフィクションものであっても、真実というエッセンスを加えるにはコンプレックスが一番。あいのりのようなドキュメンタリーものには必須のものと言えまいか。