今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

築地でまぐろを手軽に食べられるお店


 つい先日、東京の台所たる築地市場に行った際に、困ったのが昼食どころ。


 今までに築地には何度か行ったことがあるが、土曜日の昼時ど真ん中には行ったことがなかったが、まさにそんな時でありどこも尋常ではなく混み合っているという事態であったのだ。


 日曜日は市場は開いていないわけだから、土日祝が休日となる一般的な勤め人が築地に買い出しに来るとすれば土曜日であるのだろうが、なんというか、本当に観光化してしまっているという感じで(というのも外国人の方々も多く見受けられたり・・・)、場内の食堂街にも人があふれかえっている次第でとても並ぶ気にはなれなかったりして、さて、どこで食べようか・・せっかく築地まで来ているわけだからそれらしいものを食べたいのに、でも、どこも混んでいて・・・どうしようという葛藤。


 まずは、いろいろ買い物を済ませてから、ちょっと時間も経ったからそろそろ空いてきているかな?と見るに、14時になっても、場外の食堂も行列でという感じに見受けられいよいよ途方に暮れてしまったところで・・・


 場外市場のあるあたりから、横断歩道を一本渡ったあたりでいいお店を見つけた。


 「まぐろざんまい」(1F まぐろざんまい|築地共栄会 に詳しい)というお店。


 鉄火丼やづけ丼、かじきづけ丼といった丼ものが500円から食べられる、立ち食い形式のお店。


 立ち食いといえど、築地周辺に何店舗も出している「すしざんまい」の(株)喜代村のチェーンらしく、職人さんはしっかりしている様子で、丁寧に仕事してくれた感じだ。


 私はづけ丼(500円)まぐろざんまい づけ丼


 これも、なかなかきちんと仕事してくれている味に思えた。さすが、築地で看板を出しているお店。500円とは思えない美味しさに感じた次第。


 妻は、かじきづけ丼(500円)まぐろざんまい かじきづけ丼


 こっちの方が珍しいかもしれない。マグロのづけ丼は、食べられるお店は多いが、かじきのづけ丼は面白い。とても美味しいとのことだった。


 立ち食い形式なので落ち着かないのはいたしかたないわけだが、その分回転が速く、そんなに待たされるでもなく、このような混み合う土曜日であっても使えるお店として好感を持った。料理は、美味しいしね、ホント。500円では食べられないよという感じ。