今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

元祖モンブランのひとつを食す


 私は自分でケーキを作ってしまうのはここでも何度も語ってきているし、それくらいケーキが好きだというわけだが、一番好きなケーキの一つがモンブランなのである。


 これっぱかりは、まだ、自分では作れない(作れないわけではないのかもしれないが、イモを裏ごししたりして面倒なので作っていない・・・)わけで、モンブランばかりは買って食べている次第。


 さて、今回は、元祖モンブランのひとつを食べてみたのだ。モンブランの起源には2説があり、ひとつが今回食べたモンブラン。もうひとつは東京は自由が丘にあるその名もモンブランというお店のモンブランであるということ。詳細は、モンブラン (ケーキ) - Wikipediaを参照されたい。


 今回はその中でも、サロン・ド・テ アンジェリーナのモンブランを食してみたのだ。 こちらは、パリの老舗カフェ由来の方である。


アンジェリーナ・モンブラン


 写真ではわかりにくいかもしれないが、これはパリ本店にあるものと同じオリジナルサイズ。ちょっと大きいのだ。そして価格も700円台とちょっとお高めだが。日本ではデミサイズというワンサイズ小さいのが主流のようだし、私自身、アンジェリーナの店舗内喫茶店でそのワンサイズ小さいデミサイズのモンブランは食べたことがあり、その時の新鮮な驚きがあったので、妻にも食べさせたく買ってきたのだ。


アンジェリーナ・モンブラン


 非常に美味しいものである。いわゆる、日本的モンブランの常識を覆す感じの、キャラメルクリームというのかな・・・非常に甘いのだが、それがまたいい。日本的なモンブランは栗とかイモとかを練り込んだ柔らかいマロンクリーム的なものが乗っている感じだが、これはまったくのキャラメル味。キャラメルというとあの歯にくっつくかたいものを思い浮かべるが、その生タイプのものが上に乗っていると思っていい。


 その下にも砂糖菓子みたいなものが入っているし、とても甘いのだ。


 でもそれでいいんじゃないか?ケーキならケーキで妥協なく甘くたっていいと思うのだ。


 これに合うだろうと、濃いめのエスプレッソをアイスカプチーノに仕立てたらとてもよく合った。


アンジェリーナ・モンブラン


 食べ進むに連れ本当に美味しいなと思いつつ、元祖モンブランのひとつを楽しんだ次第。


 今度、東京は自由が丘の方の日本的モンブランの元祖も食べに行きたいなと思っている。