今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

与えられる幸せも悪くない

 私と妻は、夕食でも食べ終わると、今日何やるの?って話をどちらからともなくする。

 そう、面白いテレビでもやっておらんか?という話。

 私も独身の頃は、まぁ、テレビが大好きではあったけれども、テレビという単純に受動的に娯楽を与えられているだけでは、豊かになってパンと見世物を要求したかつてのローマ市民と変わらない感じで、そこまでいくと堕落な気もして、能動性を求めてこうやってウェブ日記を書くなどの能動的な動きをしたく、パソコンに向かうということも多かったわけだが、パソコンは往々にして一人で向かうものであるから、妻と一緒に楽しむというわけにもいかなくなると、もとに戻ってテレビのように与えられる娯楽であっても二人で楽しめるからよいという話も出てくる。

 でも、あくまでも受動的に与えられる娯楽であるから自分たちの趣向に合う番組が必ずしもやっていなかったりするので・・・あーあ、今日も面白いのないよなぁとがっかりすることもしばしばだが。

 しかし、今日は違った、7時半過ぎ、いろいろ急いで妻が一生懸命作ってくれた夕食を食べ終わって、新聞のテレビ欄を見ると、なんと、今日は、二人が大好きなテレビ番組「ロンドンハーツ」が3時間特番ですでに始まっていたわけだ。

 おいおいこりゃ見ないとなぁと見たりしながらね・・・幸せをかみしめつつ。

 最近、落ち込み気味でブルーとか言っていたから、ひさびさにスカッとする意外さ。ロンドンハーツは毎週楽しみにしていたのだけれども最近は季節の変わり目で番組改編期でなかなか放映されていなかったから待っていましたというわけで。しかも、メールとかでとても面白い企画であった。

 与えられる幸せだって悪くない。そもそも昼間は働いて疲れているのだから、夜も能動的にってちょっと疲れるよね。たまには、与えられる幸せを噛みしめるのも悪くないってわけさ。

 このロンドンハーツ、日本PTA全国協議会などでは、子どもに見せたくない番組とかにされているようだが、まぁ、子どもじゃないし、つかれた大人だし・・・ね(^-^)