今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

雪の受験生へ

明日からセンター試験のようである。国公立大を中心に一次試験の意味を伴う、大学受験の第一歩なわけだ。
私自身の思い出としては、センター試験はとても苦しんだものでいい思い出ではない。2回も受けた割にはどちらも大失敗だったし、2次試験で巻き返して結果がなんとかなったことを差っ引いてもいい思い出ではないことは確かに。
だから、最近では、ほとんど思い出すことがなかった。

しかし、今回は報道で、センター試験のある明日から寒波で雪の地域が多く注意が喚起されていたので、思い起こした。

雪の受験生・・それはかつて私だったから。

雪がよく降る地方の大学を受けた私は一回目に受けた時に雪に降られた。雪が珍しい東京で生まれ育った私はそれだけでも結構大変だった思いがある。大切な受験の日に雪というのも・・・という思いもあったしね。
雪に降られたせいではなく実力不足であったろうがその時ダメで、結局、もう一度受けに行った時には寒かったことは寒かったが幸い雪に降られずにすんだが、受験の日に雪と言うのは大変なことに違いない。

だから、今年の受験生、雪の降る地方もあると思われるが、雪にめげずに頑張って欲しいなぁと思う次第。

受験の日に雪と言うのは確かに大変だが、長い人生それくらいの運の悪さは結構あるから。大学受験では結果的には結果が出たが、その後の人生あまりいいことないなぁというのが今の私の心境であるから・・・そう、受験の雪以上にいやなことはたくさんあった。

受験の日の雪はそんな人生の嫌なことへの免疫・予防接種なんだくらいに思ってしまえばいいんじゃないかなって思う。